ChatGPTに記事を書かせてみる
今回はChatGPTに記事を書かせるとどのようなものができるのかを紹介しようと思います。
題材は以前の記事で紹介した画像生成AIの(DALL E)についてです。
では!!
1章: 画像生成AI「DULL-E」の魅力と簡単な登録方法
2章: 画像生成AI「DULL-E」を使って目標達成!具体的な手順解説
3章: 画像生成AI「DULL-E」の応用例と活用方法
1章: 画像生成AI「DULL-E」の魅力と簡単な登録方法
近年、AI技術の発展に伴い、さまざまな分野での活用が進んでいます。特に画像生成AIは、デザインや広告など、クリエイティブな業界で大きなインパクトを与えています。今回は、そんな画像生成AIの中でも特に注目されている「DULL-E」について、その魅力と簡単な登録方法を解説していきます。
まず、「DULL-E」は、ディープラーニング技術を活用した画像生成AIで、ユーザーが入力したキーワードや文章に基づいて、独自の画像を生成することができます。これにより、従来は専門的な知識や技術を必要としていた画像制作が、簡単かつ効率的に行えるようになりました。
「DULL-E」の魅力の1つ目は、高いクオリティの画像が生成できることです。ディープラーニング技術を活用しているため、生成される画像は非常にリアルで、手作業で作成されたものと見分けがつかないほどのクオリティを実現しています。これにより、プロのデザイナーに依頼することなく、自分で手軽に高品質な画像を作成できるのです。
魅力の2つ目は、短時間で画像が生成できることです。従来の画像制作では、アイデアを考えたり、複雑なツールを使ってデザインを行ったりと、多くの時間がかかっていました。しかし、「DULL-E」では、入力したキーワードや文章に応じて、数秒から数分で画像が生成されるため、効率的に画像制作が行えます。
3つ目の魅力は、ユーザーが持つアイデアを具現化できることです。従来の画像制作では、自分が思い描いている画像を他人に伝えることが難しく、理想通りの画像ができあがるまでに多くの手間と時間がかかっていました。しかし、「DULL-E」では、ユーザーが入力するキーワードや文章に応じて、そのイメージに近い画像が生成されるため、アイデアを直接画像として表現することができます。
では、この「DULL-E」を使ってみたいという方は、どのように登録すればよいのでしょうか?以下に、簡単な登録方法をご紹介します。
まず、「DULL-E」の公式ウェブサイトにアクセスしてください。サイトにアクセスしたら、トップページにある「Sign Up」または「Get Started」のボタンをクリックします。
次に、登録に必要な情報を入力します。メールアドレス、パスワード、お名前など、必要事項をすべて入力したら、「Create Account」または「Sign Up」のボタンをクリックして、アカウントを作成します。
アカウントが作成されると、指定したメールアドレスに確認メールが送信されます。確認メールに記載されているリンクをクリックすることで、登録が完了し、「DULL-E」のサービスを利用することができます。
なお、「DULL-E」には無料プランと有料プランがあります。無料プランでは、画像生成の回数や機能が制限されていますが、有料プランにアップグレードすることで、より多くの画像を生成したり、高度な機能を利用することができます。自分の用途に合わせて、適切なプランを選ぶことが大切です。
以上で、「DULL-E」の魅力と簡単な登録方法について解説しました。画像生成AI「DULL-E」を利用することで、誰でも簡単に高品質な画像を生成することができます。ぜひ、自分のクリエイティブなアイデアを実現させるために、「DULL-E」を活用してみてください。
第2章:画像生成AI「DULL-E」を使って目標達成するための具体的な手順
前章では、「DULL-E」の魅力と登録方法について説明しました。この章では、実際に「DULL-E」を使って画像を生成するための具体的な手順をご紹介します。
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「DULL-E」のダッシュボードにログイン まずは、「DULL-E」の公式ウェブサイトにアクセスし、ログインします。ログインすると、ダッシュボードが表示されます。
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画像生成プロジェクトの作成 ダッシュボードから、「New Project」または「Create Project」のボタンをクリックして、新しい画像生成プロジェクトを作成します。
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プロジェクトの設定 プロジェクト作成画面では、プロジェクトの名前や説明を入力し、画像生成に関する設定を行います。設定項目には、画像のサイズや解像度、出力形式などがあります。自分の目的に合った設定を選択してください。
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画像生成のためのテキスト入力 画像生成のためには、「DULL-E」に指示を与えるテキストが必要です。テキストを入力する欄に、生成したい画像に関する説明やキーワードを記述します。例えば、「夕焼けの海辺で波に乗るサーファー」のように具体的なシーンを描写することで、より理想に近い画像が生成されることがあります。
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画像生成の開始 テキストを入力したら、「Generate Image」または「Start Generating」のボタンをクリックして、画像生成を開始します。「DULL-E」は、入力されたテキストをもとに、画像生成を行います。
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生成された画像の確認 画像が生成されると、ダッシュボード上に表示されます。表示された画像を確認し、期待通りのものであるかどうかをチェックしてください。
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画像の調整(オプション) 生成された画像が期待通りでない場合は、さらに調整が可能です。テキストを変更したり、設定項目を調整して、再度画像生成を試みることができます。繰り返し試行することで、理想に近い画像を生成できることがあります。
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画像のダウンロード 最終的に生成された画像が満足できるものであれば、ダウンロードして使用することができます。「DULL-E」のダッシュボード上で、生成された画像を右クリックし、「Save Image As」を選択して、画像を保存します。または、「Download」ボタンをクリックして、画像をダウンロードできます。
- 画像の利用 ダウンロードした画像は、ウェブサイトやブログ、SNS、広告など、さまざまな用途で利用することができます。ただし、画像の著作権や利用条件に注意してください。「DULL-E」の利用規約や画像のライセンス情報を確認し、適切な方法で画像を利用しましょう。
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以上が、「DULL-E」を使って画像を生成するための具体的な手順です。これらの手順を順に実行することで、画像生成AI「DULL-E」を活用して目標達成が可能です。また、繰り返し使用することで、徐々に「DULL-E」の使い方に慣れていくことができるでしょう。画像生成AI「DULL-E」を用いたコンテンツ制作をお楽しみください。
3章: 画像生成AI「DULL-E」の応用と活用事例
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ソーシャルメディアでの活用 画像生成AI「DULL-E」を使って生成した画像は、SNSやブログでの投稿に活用できます。魅力的な画像を用いることで、ユーザーの注目を集め、エンゲージメントを高めることが期待できます。
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広告素材の作成 デジタルマーケティングにおいて、視覚的なインパクトが重要です。画像生成AI「DULL-E」を活用して、個性的で目を引く広告素材を作成し、効果的なプロモーションを実施することができます。
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ウェブデザインやアプリデザイン 「DULL-E」で生成された画像は、ウェブサイトやアプリのデザインにも活用できます。ユーザーにとって魅力的なデザインを提供することで、ユーザー体験を向上させることができます。
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プレゼンテーション資料の作成 プレゼンテーション資料に視覚的な要素を取り入れることは、聴衆の注意を引き、伝えたいメッセージを効果的に伝える方法です。「DULL-E」を使って作成した画像をプレゼンテーション資料に活用し、印象に残るプレゼンテーションを実現しましょう。
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ブランディングやロゴデザイン 画像生成AI「DULL-E」は、独自のブランディングやロゴデザインにも利用できます。クリエイティブなアイデアと組み合わせることで、他とは一線を画すビジュアルを生み出すことができます。
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アートやイラストレーション 芸術家やイラストレーターは、「DULL-E」を使って新しいスタイルのアートやイラストレーションを作成することができます。AI技術を活用することで、これまでにない独創的な作品を生み出すことができるでしょう。
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ゲームやVR空間のデザイン 画像生成AI「DULL-E」は、ゲームやVR空間のデザインにも活用可能です。リアリティのある背景やキャラクターデザインを生成し、没入感のあるゲーム環境やVR空間を構築することができます。
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映画やアニメーションの制作 映画やアニメーション制作においても、画像生成AI「DULL-E」は有益なツールとなります。効率的に高品質な背景やキャラクターデザインを生成することで、映像制作の時間とコストを削減できるでしょう。
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ファッションデザイン ファッションデザイナーは、「DULL-E」を使って独自のパターンやプリントを作成することができます。これにより、他にはない個性的なファッションアイテムを生み出すことが可能となります。
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以上のように、画像生成AI「DULL-E」は様々な分野で活用することができます。その用途は無限大であり、さまざまなクリエイティブなアイデアに取り入れることで、効果的で独創的な作品を生み出すことができるでしょう。この章では、「DULL-E」の応用例と活用事例を紹介しましたが、あなた自身がどのように活用するかは、アイデアと創造力次第です。ぜひ、「DULL-E」を使って、自分だけの素晴らしい作品を創造してください。
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教育や研究 画像生成AI「DULL-E」は、教育や研究の分野でも活用できます。例えば、生物学や地理学の研究において、リアリティのある画像を生成して、学習教材や研究資料として利用することができます。 という感じになります!かなりありきたりな内容も多く、そのまま使えばクオリティーの低い記事となってしまいます。ただ、必要な部分を書き加えたり、修正することを前提にすれば大枠としては十分な性能なのではないかと思います!
ChatGPTの拡張機能について
お久しぶりです!自分は今、医学部の試験期間が到来して辛い時期です笑、そのため久しぶりの更新になります。
医学とAIでは根本的な価値観や考え方、使う知識が異なるため頭の切り替えが大変なのですがなんとか頑張っています!!
ところで、以前紹介した通り、私はAIツールをまとめたwebサイト『AITechWorld』を運営しているのですが、今回はそのwebサイトに掲載している記事の中から抜粋して、ツールの紹介をしたいと思います。
サイトは以下のリンクから見れます。ぜひ他のツールについてもご覧ください。
今回は、ChatGPTを、好きなページから使えるようになる拡張機能『ChatGPT Sidebar with GPT4』について紹介します。通常のChatGPTをサイドバーから使えるようになるだけでなく、Webページの読み取りや、PDFを読み込んで質問できたりなど、非常に便利な機能が多く含まれています。
個人的にChatGPTはそれ自体よりも、この拡張機能を導入することで進化を発揮すると思っています。
§1 機能
『ChatGPT Sidebar』にはChatGPTには無い様々な機能が搭載されています。基本的にはプロンプトの型を提供してくれるものですが、中にはそのページの文字起こしができたりなど、便利な機能も含まれています。
また、基本的にドラッグして選択するだけで、その部分を文字起こししてくれるため、入力する手間も省けます。
カスタムプロンプトの欄をクリックすることで、機能の一覧を見れます。
以下、各機能の紹介です。
①『要約する』
選択するとそのページの要約をしてくれます。
自動でページの全文を文字起こししてくれるのでそのまま送信すると要約してくれます。
手動で全文コピペしたりすると大変な上に、ChatGPTには入力できる文字数には制限があることからかなり便利な機能と言えるでしょう。
②類似ページを示す
PROMPT
次のコンテンツに類似したページを 10 個見つけてリンクを張る:
というプロンプトのもとに、自動でそのページのタイトルとリンクを文字起こししてくれるので、送信ボタンをクリックするだけで類似ページを教えてくれます。
③翻訳
言語を指定して翻訳してくれます。これも、英語のページを読みながらわからない表現を日本語に翻訳したり、日本語の文章においても英語の表現を確認したり出来るので、かなり便利な機能と言えそうです。
④説明
ドラッグして選択した文章をわかりやすく説明してくれます。
Largest Contentful Paintという言葉の意味がわからなかったのでドラッグしてみました。
すると上記のようにChatGPTが説明してくれるのです!
この機能はChatGPT Sidebarの機能の中でもトップクラスに使い勝手が良いと思い
⑤コードの説明
ドラッグして選択したコードの説明をしてくれます。コーディングをしながら気になった部分はChatGPTに聞くことができます。
⑥リライト
ドラッグして選択した文章を他の表現に書き換えてくれます。
これらのプロンプトに加えて、自分で新たなプロンプトの型を設定できますし、型を使わずに聞くことも勿論可能です。
⑦PDF読み取り
サイドバーのPDFマークをクリックすると下の画面に飛びます。
ここでは、PDFを読みこませることで、そのPDFの内容についてChatGPTに質問できるようになると言う非常に便利な機能です。上限回数はありますが、長くて全文読む気になれない場合などにChatGPTに読み込ませてから、要約してもらったり、気になる部分だけ説明してもらったりなど幅広い使い方ができます。
⑧作文する(6/4更新)
こちらは最近出た新機能で、エッセイやメールの本文、マーケティング広告などを書いてくれます。
どこのページからでも使用できる上に、言語・語調・長さも指定できるので非常に便利です!
§2 まとめ
『ChatGPT Sidebar with GPT-4』はChatGPTを、別のWebページ上で使用できるようになる便利な拡張機能です。また、PDF読み取りなど便利な機能も多く、無料でもかなり使い勝手が良いのでとりあえずインストールしておいて損はないツールでしょう。
正直ChatGPTのChrome拡張機能としては一番のおすすめです!!
他にも便利な拡張機能は多くありますので以下の記事も併せてお読みください。
といった内容になります。こちらのツールの導入方法などについても記事中では詳しく紹介しています。
また『ChatGPT Sidebar』以外にも有用な拡張機能は数多く存在し、代表的なものを以下の記事で紹介しています。
実際にこの拡張機能を使ってみると、驚くほど有用で、日常的に使用できるかと思いますので、ぜひ活用してみてください
アルトマンの公演
こんにちは!
私は、現在慶應医学部に通う学生なのですが、本日、慶應義塾大学の三田キャンパスにてサムアルトマン氏と学生との対話会があり、塾生である自分も参加してきました!
せっかくサイト運営をしているので、この気を逃すのは勿体無いと思い、早速対話内容をまとめて記事にしました!
普段はツールについてが基本なので今回は特例です笑
以下にChatGPTについて話された内容を記事を元に簡単にまとめてみました!
ご存じの方も多いと思いますが、サムアルトマンの経歴を簡単にまとまると、スタンフォード大学でコンピューターサイエンスを学んだ後、大学を中退し、『Loopt』を設立。その後Looptを4300万ドルで売却した後、Yコンビネータ社の代表となったのち、今のOpenAI社のCEOに就任。と言う流れです。
このOpenAI社が作ったChatGPTが今のAIブームを巻き起こしています。
以下はAIに関するサムアルトマン氏への質問とその回答です。
①生成系AIが社会に与える影響について
(1)ChatGPTの言語理解について
質問:ユーザーからは、ChatGPTは言語を理解していると感じられますが、ChatGPTの言語の理解についてどのようにお考えですか。
回答:ChatGPTが言語を理解しているかどうかは、重要ではありません。また、ChatGPTの”理解”については定義が曖昧です。大事なことは、言語を理解しているかどうかではなく、ChatGPTに有用性や価値があるかどうか、そしてそれらを我々が感じられるかどうかです。
おそらくChatGPTの思考プロセスが人間と類似した”考える”動作なのか、計算機としての”計算”に過ぎないのかは重要ではなく、我々がChatGPTを有用なツールとして使えるという事実が大事ということでしょうか。
(2)AI × 教育について
質問:教育現場でどのようにChatGPTなどのAIを活用していけばいいしょうか。(禁止していくべきか, 活用していくべきかなど)
回答:計算機が登場した時は、『数学を教える先生がいらなくなる』『禁止すべきだ』など様々な意見が出ました。しかし今では、計算機というツールは社会に多くの良い影響を与えています。ChatGPTも計算機のような”ツール”であり、人々の潜在的な能力を引き出すものです。学生達が技術に馴染んだり、教育に活用していくことは、社会的進展をもたらすでしょう。これからの子供は新たなAIツールを用いながら学習するべきでしょう。
確かに新規の技術に対して過剰な抵抗が起こること自体は今までも数多くありました。ただ、AIがそれらと同じ類いのものなのかについてはまだ分からないですね..
(3)技術進歩と人々の生活の変化について
質問:生成系AIをはじめとした技術革新によって、生活が豊かになったり、または職を失うといったことが起こりうると考えられていますが、技術革新が与える人々の生活の変化についてどのように考えますか。
回答:生成系AIによって生活が豊かになる、または人々がAIの発展によって職を失う、これらのことは起こるでしょう。また、これらは同時に起こると思います。AIの進歩によって、タスクを消化するという意味で生産性が上昇し、職を失う人も出てくるでしょう。その一方で、プロンプトエンジニアなどの新しい職業が登場したりもしています。“仕事”はより創造性が重要視されるようになると思います。未来では、今では想像もつかないような職業が生まれているはずです。大昔の人が現代の職業を想像できていなかったように。
(4)AIと貧困, 医療について
質問:ChatGPTをはじめとするAIの発展により、貧困で教育や医療を受けられない人たちに対してどのようにアプローチできると思いますか?
回答:今回の技術革新は全ての人に良い影響を与えると思います。例えばChatGPTは認知労働コストを下げ、医療や教育をより簡単に手に入るものにします。医療や教育をほぼ無料で提供できるようになれば、貧しい人々こそ助けられると思います。また、AIの発展により、クリエイティビティや肉体労働の重要性が高まってきています。
講演全体を通して個人的には、サムアルトマン氏は特に”貧困の解決”がAI技術進歩の第一の意義であると捉えているように感じました。
②生成系AIの課題や問題点について
(1)開発スピードとリスクの考慮のバランスについて
質問:技術を進歩させていく上で、開発を急ぐと様々な問題が生じる一方、リスクを気にしすぎても開発スピードが遅れるという問題があると思います。その辺りのバランスについてはどうお考えですか。
回答:倫理的, 法律的な問題については十分な考慮が必要だと考えています。バランスをとりながら、時には開発スピードが遅れてもリスクに向き合うことが大事だと考えています。著作権など様々な問題が考えられますが、皆がwinwinになる形で進められればと考えています。
(2)AIにより問題が生じたときの責任について
質問:OpenAIが開発したAIサービスにより、様々な社会問題が生じたとしたら、サム・アルトマン氏はその責任を感じますか。
回答:AIの進歩に関わる取り組みをしている以上、我々が直接的に関わった内容であっても、他の人が利用している上で生じたものであっても、問題が生じたときは責任を感じるでしょう。その上で、現在どのような取り組みをしていくべきか議論しています。
(3)画像生成, 動画生成などのディープフェイクについて
質問:AIの画像生成や動画生成によって作られたものを現実のものと見間違える人が出てきています。また、その誤解を引き起こすこと自体を狙ったディープフェイクも増加しています。この問題についてどのように対応していく必要があるとお考えですか。
回答:どのように改善していくことができるかを考えることが大切です。各サービス内(webサイトやSNS)で真偽のチェックができるシステムを搭載したり、透かしの機能を利用するなどがあります。各企業が、技術革新と同時に起こるこれらの問題を放置して悪化させたままにするのではなく、改善していく努力をしていくことが重要です。
③起業家として, その他
(1)スタートアップで大変だったこと
質問:今までの人生で最も大きなチャレンジや課題についてお聞きしたいです。
回答:スタートアップの時期が大変だったと思います。何かを成し遂げる時は、時間がかかったり、不確実性が多いことが多いです。とにかくやってみて、問題を解決する自分なりのやり方を見つけていくことが最も重要です。私もお金がなくなったり、採用でうまくいかなかったり、様々な困難を経験しました。その中で、それらの困難に対してどのように対応していくのかを学ぶことが大切です。
(2)意思決定について
質問:重大な意思決定をするときに大切なことはなんだとお考えですか?
回答:限られたデータの中から意思決定をすることは難しいことです。私は、自分よりはるかに優秀な同僚がいて、その中で意思決定をしてきました。困った時には多くの人々に耳を傾けるということが大切だと思います。
(3)チームメンバーのモチベーション維持について
質問:現在のチームメンバーのモチベーションはどのように維持されていますか?
回答:AGIを作っていることがモチベーションになっていると思います。興味深いという潜在的なモチベーションが染み付いています。また、カルチャーとして正しくやろう、役に立とうという精神があります。
(4)AGIの定義について
質問:AGI(汎用人工知能)の定義について、どのようにお考えですか?
回答:ChatGPTがもうすでにAGIだという人もいれば、全くもってAGIではないという人もいます。人間を模倣したものを考えても、それは測定しにくいものです。結論としては、AGIは大きな科学的な進展をもたらすものであると考えています。
(5)ChatGPTのエンターテイメントとしての利用について
質問:ChatGPTの、エンターテイメントとしての利用についてどのようにお考えですか?
回答:私たちは、個人の利用を支援しています。これらの技術に馴染んで、その先にビジネスとしての利用の可能性があります。みなさん(大学生)はこのAI時代においてパーフェクトな年代です。技術に馴染み、人生において技術をどのように使っていくかを考えていってほしいと思います。
(6)AIの未来について
質問:LLMの複雑性を超えてAI技術を進化させるものはなんだとお考えですか?
回答:LLMの未来はもっと発展していくと考えています。画像, 動画などの生成や、 アイデアを出したり、環境問題など様々な問題を解決していく可能性があります。科学的な進歩をもたらすものになると思います。
(7)今大学一年生だったらどうするか
質問:もし今大学一年生になって自由に専攻ややりたいことを選べるとしたら、どうされますか?
回答:何を学ぶのが良いかは大いに変化するでしょうし、そもそも良い悪いの話ではなくなるでしょう。なぜなら昨今のAIの技術はあらゆる分野に対して大きな影響を与えます。もし選ぶなら自然科学を学ぶかもしれませんが、重要なのはクリエイティビティ(創造力), レジリエンス(困難を乗り越える力), 早く変化する力です。これらは専攻に関わらず学べることだと思います。
(8)シリコンバレーで働くには
質問:シリコンバレーで働くためにはどのようなスキルが必要だとお考えですか?
回答:プログラミングスキルや、複雑なシステムを理解する能力が必要になるでしょう。また、広い分野で知見を持つこと、一部の分野については詳しくなることも大切です。全体像を掴むことや、アナリティクス(分析)のバックグラウンドが重要です。尚、OpenAIでは物理学やプログラミングを専攻していなかった人も活躍しています。
(9)ファンタジーを現実にするには
質問:自分の中のファンタジーを現実のものにするにはどうすればよろしいでしょうか。
回答:まず、ただただ目標に向かって作業することが大切です。失敗する可能性は高くても、成功したら大きいものになります。どうしたらいいかは分からなくても、どこに行きたいか、どうなりたいかという目標をわかっておくことが重要です。
(10)終わりに
質問が終了した後、サムアルトマン氏が話された内容です。
サムアルトマン氏の言葉:皆さん(大学生)は本当に良いタイミングに生まれたと思います。このような技術が大きく進歩し、社会が大きく変わるような時期はなかなか訪れません。自分もインターネットが登場した時は本当にワクワクしたものです。ぜひAIを拒否せず、AIに馴染んでより良い使い方で生かしてください。
いかがだったでしょうか?サム・アルトマン氏のインタビューは、非常に抑揚のあるはっきりとした話し方で、落ち着きもあり、世界の最先端で活躍する人物の貫禄を感じました。
後もう一つ驚いたのが、学生の意欲の高さですね
質問は英語に限定されていたのですが、それにも関わらず、100人に達するかと言うほど多くの人が手を挙げており、ほとんどの人が質問できないと言う状況でした。
個人的にも貴重な経験となり、よりモチベーションが上がる出来事でした!
今回紹介したサムアルトマン氏が経営するOpenAI社のAIツール『ChatGPT』と『DALL-E』については以下の記事で紹介しているので併せてお読みください。
こんにちは!
私は、現在慶應医学部に通う学生なのですが、本日、慶應義塾大学の三田キャンパスにてサムアルトマン氏と学生との対話会があり、塾生である自分も参加してきました!
せっかくサイト運営をしているので、この気を逃すのは勿体無いと思い、早速対話内容をまとめて記事にしました!
普段はツールについてが基本なので今回は特例です笑
以下にChatGPTについて話された内容を記事を元に簡単にまとめてみました!
ご存じの方も多いと思いますが、サムアルトマンの経歴を簡単にまとまると、スタンフォード大学でコンピューターサイエンスを学んだ後、大学を中退し、『Loopt』を設立。その後Looptを4300万ドルで売却した後、Yコンビネータ社の代表となったのち、今のOpenAI社のCEOに就任。と言う流れです。
このOpenAI社が作ったChatGPTが今のAIブームを巻き起こしています。
以下はAIに関するサムアルトマン氏への質問とその回答です。
①生成系AIが社会に与える影響について
(1)ChatGPTの言語理解について
質問:ユーザーからは、ChatGPTは言語を理解していると感じられますが、ChatGPTの言語の理解についてどのようにお考えですか。
回答:ChatGPTが言語を理解しているかどうかは、重要ではありません。また、ChatGPTの”理解”については定義が曖昧です。大事なことは、言語を理解しているかどうかではなく、ChatGPTに有用性や価値があるかどうか、そしてそれらを我々が感じられるかどうかです。
おそらくChatGPTの思考プロセスが人間と類似した”考える”動作なのか、計算機としての”計算”に過ぎないのかは重要ではなく、我々がChatGPTを有用なツールとして使えるという事実が大事ということでしょうか。
(2)AI × 教育について
質問:教育現場でどのようにChatGPTなどのAIを活用していけばいいしょうか。(禁止していくべきか, 活用していくべきかなど)
回答:計算機が登場した時は、『数学を教える先生がいらなくなる』『禁止すべきだ』など様々な意見が出ました。しかし今では、計算機というツールは社会に多くの良い影響を与えています。ChatGPTも計算機のような”ツール”であり、人々の潜在的な能力を引き出すものです。学生達が技術に馴染んだり、教育に活用していくことは、社会的進展をもたらすでしょう。これからの子供は新たなAIツールを用いながら学習するべきでしょう。
確かに新規の技術に対して過剰な抵抗が起こること自体は今までも数多くありました。ただ、AIがそれらと同じ類いのものなのかについてはまだ分からないですね..
(3)技術進歩と人々の生活の変化について
質問:生成系AIをはじめとした技術革新によって、生活が豊かになったり、または職を失うといったことが起こりうると考えられていますが、技術革新が与える人々の生活の変化についてどのように考えますか。
回答:生成系AIによって生活が豊かになる、または人々がAIの発展によって職を失う、これらのことは起こるでしょう。また、これらは同時に起こると思います。AIの進歩によって、タスクを消化するという意味で生産性が上昇し、職を失う人も出てくるでしょう。その一方で、プロンプトエンジニアなどの新しい職業が登場したりもしています。“仕事”はより創造性が重要視されるようになると思います。未来では、今では想像もつかないような職業が生まれているはずです。大昔の人が現代の職業を想像できていなかったように。
(4)AIと貧困, 医療について
質問:ChatGPTをはじめとするAIの発展により、貧困で教育や医療を受けられない人たちに対してどのようにアプローチできると思いますか?
回答:今回の技術革新は全ての人に良い影響を与えると思います。例えばChatGPTは認知労働コストを下げ、医療や教育をより簡単に手に入るものにします。医療や教育をほぼ無料で提供できるようになれば、貧しい人々こそ助けられると思います。また、AIの発展により、クリエイティビティや肉体労働の重要性が高まってきています。
講演全体を通して個人的には、サムアルトマン氏は特に”貧困の解決”がAI技術進歩の第一の意義であると捉えているように感じました。
②生成系AIの課題や問題点について
(1)開発スピードとリスクの考慮のバランスについて
質問:技術を進歩させていく上で、開発を急ぐと様々な問題が生じる一方、リスクを気にしすぎても開発スピードが遅れるという問題があると思います。その辺りのバランスについてはどうお考えですか。
回答:倫理的, 法律的な問題については十分な考慮が必要だと考えています。バランスをとりながら、時には開発スピードが遅れてもリスクに向き合うことが大事だと考えています。著作権など様々な問題が考えられますが、皆がwinwinになる形で進められればと考えています。
(2)AIにより問題が生じたときの責任について
質問:OpenAIが開発したAIサービスにより、様々な社会問題が生じたとしたら、サム・アルトマン氏はその責任を感じますか。
回答:AIの進歩に関わる取り組みをしている以上、我々が直接的に関わった内容であっても、他の人が利用している上で生じたものであっても、問題が生じたときは責任を感じるでしょう。その上で、現在どのような取り組みをしていくべきか議論しています。
(3)画像生成, 動画生成などのディープフェイクについて
質問:AIの画像生成や動画生成によって作られたものを現実のものと見間違える人が出てきています。また、その誤解を引き起こすこと自体を狙ったディープフェイクも増加しています。この問題についてどのように対応していく必要があるとお考えですか。
回答:どのように改善していくことができるかを考えることが大切です。各サービス内(webサイトやSNS)で真偽のチェックができるシステムを搭載したり、透かしの機能を利用するなどがあります。各企業が、技術革新と同時に起こるこれらの問題を放置して悪化させたままにするのではなく、改善していく努力をしていくことが重要です。
③起業家として, その他
(1)スタートアップで大変だったこと
質問:今までの人生で最も大きなチャレンジや課題についてお聞きしたいです。
回答:スタートアップの時期が大変だったと思います。何かを成し遂げる時は、時間がかかったり、不確実性が多いことが多いです。とにかくやってみて、問題を解決する自分なりのやり方を見つけていくことが最も重要です。私もお金がなくなったり、採用でうまくいかなかったり、様々な困難を経験しました。その中で、それらの困難に対してどのように対応していくのかを学ぶことが大切です。
(2)意思決定について
質問:重大な意思決定をするときに大切なことはなんだとお考えですか?
回答:限られたデータの中から意思決定をすることは難しいことです。私は、自分よりはるかに優秀な同僚がいて、その中で意思決定をしてきました。困った時には多くの人々に耳を傾けるということが大切だと思います。
(3)チームメンバーのモチベーション維持について
質問:現在のチームメンバーのモチベーションはどのように維持されていますか?
回答:AGIを作っていることがモチベーションになっていると思います。興味深いという潜在的なモチベーションが染み付いています。また、カルチャーとして正しくやろう、役に立とうという精神があります。
(4)AGIの定義について
質問:AGI(汎用人工知能)の定義について、どのようにお考えですか?
回答:ChatGPTがもうすでにAGIだという人もいれば、全くもってAGIではないという人もいます。人間を模倣したものを考えても、それは測定しにくいものです。結論としては、AGIは大きな科学的な進展をもたらすものであると考えています。
(5)ChatGPTのエンターテイメントとしての利用について
質問:ChatGPTの、エンターテイメントとしての利用についてどのようにお考えですか?
回答:私たちは、個人の利用を支援しています。これらの技術に馴染んで、その先にビジネスとしての利用の可能性があります。みなさん(大学生)はこのAI時代においてパーフェクトな年代です。技術に馴染み、人生において技術をどのように使っていくかを考えていってほしいと思います。
(6)AIの未来について
質問:LLMの複雑性を超えてAI技術を進化させるものはなんだとお考えですか?
回答:LLMの未来はもっと発展していくと考えています。画像, 動画などの生成や、 アイデアを出したり、環境問題など様々な問題を解決していく可能性があります。科学的な進歩をもたらすものになると思います。
(7)今大学一年生だったらどうするか
質問:もし今大学一年生になって自由に専攻ややりたいことを選べるとしたら、どうされますか?
回答:何を学ぶのが良いかは大いに変化するでしょうし、そもそも良い悪いの話ではなくなるでしょう。なぜなら昨今のAIの技術はあらゆる分野に対して大きな影響を与えます。もし選ぶなら自然科学を学ぶかもしれませんが、重要なのはクリエイティビティ(創造力), レジリエンス(困難を乗り越える力), 早く変化する力です。これらは専攻に関わらず学べることだと思います。
(8)シリコンバレーで働くには
質問:シリコンバレーで働くためにはどのようなスキルが必要だとお考えですか?
回答:プログラミングスキルや、複雑なシステムを理解する能力が必要になるでしょう。また、広い分野で知見を持つこと、一部の分野については詳しくなることも大切です。全体像を掴むことや、アナリティクス(分析)のバックグラウンドが重要です。尚、OpenAIでは物理学やプログラミングを専攻していなかった人も活躍しています。
(9)ファンタジーを現実にするには
質問:自分の中のファンタジーを現実のものにするにはどうすればよろしいでしょうか。
回答:まず、ただただ目標に向かって作業することが大切です。失敗する可能性は高くても、成功したら大きいものになります。どうしたらいいかは分からなくても、どこに行きたいか、どうなりたいかという目標をわかっておくことが重要です。
(10)終わりに
質問が終了した後、サムアルトマン氏が話された内容です。
サムアルトマン氏の言葉:皆さん(大学生)は本当に良いタイミングに生まれたと思います。このような技術が大きく進歩し、社会が大きく変わるような時期はなかなか訪れません。自分もインターネットが登場した時は本当にワクワクしたものです。ぜひAIを拒否せず、AIに馴染んでより良い使い方で生かしてください。
いかがだったでしょうか?サム・アルトマン氏のインタビューは、非常に抑揚のあるはっきりとした話し方で、落ち着きもあり、世界の最先端で活躍する人物の貫禄を感じました。
後もう一つ驚いたのが、学生の意欲の高さですね
質問は英語に限定されていたのですが、それにも関わらず、100人に達するかと言うほど多くの人が手を挙げており、ほとんどの人が質問できないと言う状況でした。
個人的にも貴重な経験となり、よりモチベーションが上がる出来事でした!
今回紹介したサムアルトマン氏が経営するOpenAI社のAIツール『ChatGPT』と『DALL-E』についてこちらのwebサイトで紹介されているので併せてお読みください。
メルカリをChatGPT上で利用!
「メルカリ」の商品を容易に探索可能にする新たなChatGPTプラグイン、「mercari」の登場とその使用感について、本稿では簡単に解説します。
使い方などについて、詳しくは以下の記事で紹介しているので、そちらをご覧ください!
メルカリは商品の多さから選択に困ることもありますが、この新しい検索機能のおかげで商品探しは格段に快適になると感じられます。
是非この解説を通じて、メルカリとChatGPTの操作を身につけてみてください。
§1 概要
今回取り上げるChatGPTプラグイン、「Mercari」は、メルカリでの商品探しを補佐するために設計された新機能です。
その主な特性は、キーワード検索と価格範囲設定の2つであり、それぞれについて以下に詳述します。
(1)キーワード検索
このプラグインの最大の特徴は、キーワードで商品を探すことが可能な点です。例として、「スニーカー」や「iPhone」といった希望商品の名前を入力すれば、メルカリ上の該当商品を一覧表示できます。
(2)価格範囲設定
また、本プラグインでは、商品の価格範囲を指定することが可能です。予算に応じた商品探しに非常に便利な機能で、「5000円から10000円まで」といった範囲を設定すると、該当する価格帯の商品のみが表示されます。
例えば、このように「メルカリでNIKEの緑のスニーカーを5000円から20000円の範囲で検索してください。」とChatGPTに聞いてみます。
こんな風に、希望にあったメルカリ内の商品を提示してくれて、そのまま購入リンクに飛ぶことも可能です!
希望商品を直ちに見つけたい方や、予算に応じて商品を探すことを希望する方に、このプラグインは特におすすめです。
詳しい使い方や感想などについては以下の記事で説明しているので、併せてお読みください!
Adobe Fireflyにおける生成塗りつぶしなど主要機能の操作方法、そして商用利用の詳細について説明します!
§1 Adobe FireFlyとは?
今日、ご紹介するのは、Adobeが2023年3月に予約制で公開し、同年5月23日に一般に公開されたAI画像生成ツール、Adobe Fireflyについてとなります。
このnoteでは大まかにどんな機能があるのかについてご紹介します!
詳しい使い方については以下の記事で紹介しているので、そちらを参考にして下さい!
https://aitechworld.info/adobe-firefly/
このツールの最も顕著な特徴は、「著作権に関する問題が全くない」ということです!
① Adobe Fireflyの機能
現時点(2023年7月)でAdobe Fireflyはまだβ版であり、主要な機能は次の通りです。
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テキストから画像を生成する(Text to image)
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生成塗りつぶし(Generative Fill)
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生成再配色(Generative Recolor)
「テキストから画像を生成する」機能は、指定のテキスト(プロンプトとも称されます)をAIが解析し、それに基づいて画像を生成するというものです。
プロンプトには日本語も使用可能で、希望の画像を説明する文章を入力すれば、AIがその説明に基づいて画像を作成します。Midjourneyやstable diffusion, DALL-Eなどの画像生成サービスと機能は似ています。
「生成塗りつぶし」は、画像の特定部分を削除したり、生成した画像を特定範囲に追加する機能を有しています。
「生成による再配色」では、画像の色彩を自由に変更することができます。
§2 Adobe FireFlyの利用法
Adobe FireFlyは、Adobeアカウントを保有しているユーザーであれば誰でも無償で利用することが可能です。
WEBアプリケーションとしてブラウザ上で使用するか、または有料のAdobe CCソフトウェア(例えばAdobe PhotoshopやAdobe Illustrator)に組み込む形で利用するか、その二つの選択肢があります。
§3 商用利用と著作権問題
従来の画像生成AIツールは、イラストレーターの作品などが学習データとして使用されていることにより、著作権に関する問題が浮上してきました。
しかし、Adobe Fireflyは、Adobe Stockの著作権者からの許可を得た作品、フリーライセンスの作品、またはパブリックドメインの作品のみをAI学習データとして使用しているため、著作権問題の懸念を解消し、安心して使用できます。
商用利用については、WEBアプリケーションを利用する場合、現在のβ版では商用利用は許可されていません。しかし、開発が進行中で、今年度中に正式版がリリースされ、その正式版では商用利用が可能となる予定です!
また、Adobe photoshopやAdobe illustratorなどのAdobeソフトウェアのユーザーは、現在でも商用利用が可能です!
§4 総括
今回はAdobe Fireflyの主要機能を紹介しました。他のツールでは見られない独特な画像調整機能があり、これが非常に便利だと感じました。
今後も新たな機能の追加や性能向上が期待されますので、正式版のリリースが待ち遠しいですね!
詳しい内容については以下の記事をご覧ください!
Scolar AIの使い方と論文検索の方法
皆さん、学生や研究者は特定の情報が記されている論文を探すのに時間がかかる、または見つからないと感じたことはありませんか?
ScholarAIは、AIがあなたの代わりに論文検索を行うChatGPTのプラグインです。ScholarAIを使用すれば、論文検索にかかる労力を大幅に減らすことが可能です!
この記事の内容は以下の記事より抜粋しています。
https://aitechworld.info/scholarai/
ScholarAIには主に二つの機能があります。
一つはsearchAbstracts(論文要約の検索)
もう一つはgetFullText(論文全文の取得)です。
searchAbstracts機能(論文要約の検索)
searchAbstracts機能は、2から6のキーワードを基に関連する論文の要約を検索します。この機能は、特定のトピックについて最新の研究をすばやく把握するための強力なツールです。
結果は引用数の多い順に表示されますが、公開日順に並べ替えることも可能です。
私たちが実際に使用してみた結果、条件にマッチする論文を正確に提示してくれました。特に英語の論文は見つけるのが難しいので、この機能は非常に優れていると感じました!
また、このsearchAbstracts機能を使用すると、興味を持った論文の概要を読み、その論文のリンクや全文PDFにすぐにアクセスすることができます。
ChatGPTが誤った情報を提供するという声もありますが、しっかりと根拠を示してくれるので安心です。
getFullText機能(論文全文の取得)
一方、getFullText機能は指定されたPDFのURLから論文の全文を取得します。この機能により、ユーザーは具体的な詳細を確認するために論文全文を直接読むことができます。全文は効率的に取得し、必要な情報だけを確認することが可能です。
ScholarAIは、AIの力を利用して科学的探求をよりアクセシブルで効率的に行うためのツールです。このツールにより、科学的な探求がさらに広範で深いレベルで行え、知識の領域を拡大することができます。
実際にgetFullText機能を使用してみた結果、『うつ病などの精神疾患の遺伝要因に関する論文について、全文を取得してください。』というリクエストに対して、適切な回答を提供してくれました。
全体的に見て、ScholarAIはChatGPTのプラグインの中でも非常に優れていると感じました。
他のプラグインと組み合わせて使用することで、さらに効果的な結果を得ることが可能です。是非、実際に使われた方はコメント欄から結果をシェアしてください!
また、他のプラグインについての記事も紹介しているので、是非合わせてご覧ください。