ChatGPTの拡張機能について
お久しぶりです!自分は今、医学部の試験期間が到来して辛い時期です笑、そのため久しぶりの更新になります。
医学とAIでは根本的な価値観や考え方、使う知識が異なるため頭の切り替えが大変なのですがなんとか頑張っています!!
ところで、以前紹介した通り、私はAIツールをまとめたwebサイト『AITechWorld』を運営しているのですが、今回はそのwebサイトに掲載している記事の中から抜粋して、ツールの紹介をしたいと思います。
サイトは以下のリンクから見れます。ぜひ他のツールについてもご覧ください。
今回は、ChatGPTを、好きなページから使えるようになる拡張機能『ChatGPT Sidebar with GPT4』について紹介します。通常のChatGPTをサイドバーから使えるようになるだけでなく、Webページの読み取りや、PDFを読み込んで質問できたりなど、非常に便利な機能が多く含まれています。
個人的にChatGPTはそれ自体よりも、この拡張機能を導入することで進化を発揮すると思っています。
§1 機能
『ChatGPT Sidebar』にはChatGPTには無い様々な機能が搭載されています。基本的にはプロンプトの型を提供してくれるものですが、中にはそのページの文字起こしができたりなど、便利な機能も含まれています。
また、基本的にドラッグして選択するだけで、その部分を文字起こししてくれるため、入力する手間も省けます。
カスタムプロンプトの欄をクリックすることで、機能の一覧を見れます。
以下、各機能の紹介です。
①『要約する』
選択するとそのページの要約をしてくれます。
自動でページの全文を文字起こししてくれるのでそのまま送信すると要約してくれます。
手動で全文コピペしたりすると大変な上に、ChatGPTには入力できる文字数には制限があることからかなり便利な機能と言えるでしょう。
②類似ページを示す
PROMPT
次のコンテンツに類似したページを 10 個見つけてリンクを張る:
というプロンプトのもとに、自動でそのページのタイトルとリンクを文字起こししてくれるので、送信ボタンをクリックするだけで類似ページを教えてくれます。
③翻訳
言語を指定して翻訳してくれます。これも、英語のページを読みながらわからない表現を日本語に翻訳したり、日本語の文章においても英語の表現を確認したり出来るので、かなり便利な機能と言えそうです。
④説明
ドラッグして選択した文章をわかりやすく説明してくれます。
Largest Contentful Paintという言葉の意味がわからなかったのでドラッグしてみました。
すると上記のようにChatGPTが説明してくれるのです!
この機能はChatGPT Sidebarの機能の中でもトップクラスに使い勝手が良いと思い
⑤コードの説明
ドラッグして選択したコードの説明をしてくれます。コーディングをしながら気になった部分はChatGPTに聞くことができます。
⑥リライト
ドラッグして選択した文章を他の表現に書き換えてくれます。
これらのプロンプトに加えて、自分で新たなプロンプトの型を設定できますし、型を使わずに聞くことも勿論可能です。
⑦PDF読み取り
サイドバーのPDFマークをクリックすると下の画面に飛びます。
ここでは、PDFを読みこませることで、そのPDFの内容についてChatGPTに質問できるようになると言う非常に便利な機能です。上限回数はありますが、長くて全文読む気になれない場合などにChatGPTに読み込ませてから、要約してもらったり、気になる部分だけ説明してもらったりなど幅広い使い方ができます。
⑧作文する(6/4更新)
こちらは最近出た新機能で、エッセイやメールの本文、マーケティング広告などを書いてくれます。
どこのページからでも使用できる上に、言語・語調・長さも指定できるので非常に便利です!
§2 まとめ
『ChatGPT Sidebar with GPT-4』はChatGPTを、別のWebページ上で使用できるようになる便利な拡張機能です。また、PDF読み取りなど便利な機能も多く、無料でもかなり使い勝手が良いのでとりあえずインストールしておいて損はないツールでしょう。
正直ChatGPTのChrome拡張機能としては一番のおすすめです!!
他にも便利な拡張機能は多くありますので以下の記事も併せてお読みください。
といった内容になります。こちらのツールの導入方法などについても記事中では詳しく紹介しています。
また『ChatGPT Sidebar』以外にも有用な拡張機能は数多く存在し、代表的なものを以下の記事で紹介しています。
実際にこの拡張機能を使ってみると、驚くほど有用で、日常的に使用できるかと思いますので、ぜひ活用してみてください